マネックス証券の評判や口コミを独自検証!メリット・デメリットも解説

マネックス証券

FXを始めようと思い、FX会社を比較検討していく中で、マネックス証券について「実際どうなの?」「株以外のFXにも強いの?」と思っていませんか。マネックス証券に限らず、FX会社にはメリットとデメリットがあり、それぞれ強みや特徴を持っています。

マネックス証券は、安全性が高く、1,000通貨単位の少額取引が可能である点からみても、気軽にFXをはじめやすいFX会社でもあります。特に秀でたメリットがないという評価も多くみられますが、自動売買ツールやAIによるトレード診断ができるなど、初心者から上級者まで、トレーダーにとって便利な機能が多く揃っている特徴もあります。

それでは、マネックス証券はどのようなトレーダーに向いているFX会社なのでしょうか。マネックス証券で実際に取引実績のあるトレーダーの口コミや評価をもとに、マネックス証券の特徴などをまとめて解説いたします。

マネックス証券の総合評価と特徴  

マネックス証券は、完全信託保全、自己資本比率355.1%という財務状況であるため安全面、信頼面が非常に高いFX会社です。また、約定力があり、取引ツールも使いやすいという評価が多く、スピード注文がしやすい点も評価されています。

スプレッドの狭さや取引コストがかからない点をみても多くのトレーダーから支持を得ており、少額取引が可能であるため、初心者でもはじめやすい環境が整っています。このように、総合的にみても非常に安定しているFX会社ではありますが、取り扱い通貨ペアが他社に比べ少ないため、マイナーな通貨ペアで取引したいトレーダーには不向きです。

そんなマネックス証券の特徴や口コミなどの評価を詳しく解説していきます。

マネックス証券の評判から判明した5つのメリット  

マネックス証券には、以下のような5つのメリットがあります。それぞれ詳しくみていきましょう。

ドル円などの主要通過ペアのスプレッドが狭い

マネックス証券では、ドル円などの主要通貨ペアをはじめ、多くの通貨ペアが業界最狭水準という特徴があります。ドル円のスプレッドは0.2銭と最高狭準スプレッド。取引数が多くなるほど、取引コストが低くなるので、多くの取引を行いたいトレーダーにはお得に取引できます。

取引ツールが高機能

マネックス証券の取引ツールは、自身の投資レベルに合わせ5つの取引ツールから選ぶことができます。シンプルで見やすいツールから、プロ仕様のツールまで、初心者から上級者まで使いやすいと感じる取引ツールが充実していることが魅力の1つです。

自動売買機能が使える

マネックス証券では、FX自動売買システム「オートレール」を利用することができます。自動売買機能を提供しているFX会社は多くありますが、この「オートレール」は、簡単設定でシンプルに取引できるため、初心者でもはじめやすいという特徴があります。

オートレールは、自分の予想した方向にレートが伸びたら決済を行うトレール注文を連続・複合していくシステムになっています。そのため、大まかなレンジ幅など5項目を登録するだけで簡単に始められるようになっています。もし、自分の予想が外れたとしても多重の安全機能も搭載されているので、リスクもしっかり抑えることができるのです。

AIによるトレード診断ができる

マネックス証券とHEROZ株式会社で共同開発した「トレードカルテFX 」では、AIが取引分析を行い、それを元に最適な道筋を提案するといった向上支援を行ってくれます。トレードカルテFXでは、約200万以上のFX取引データをもとにした機械学習を通じ、以下のようなサポートが可能になります。

  • 現状の統計データを表示することで現状を把握
  • 現状の取引スタイルにで、収益が高い取引ペアを表示
  • 売買のタイミングのズレを表示して癖を把握
  • 取引の目標スタイルと現状スタイルを比較、ロードマップを通じて取引スタイルを確立する

5つのレバレージ

マネックス証券では、レバレージを5つのコースから選択することができます。FXでは、入金した資産金額以上の取引が可能で、どれくらいまで金額で取引できるかを示すのがレバレージと言います。そのレバレージを1倍、2倍、5倍、10倍、25倍から選択することができるというわけです。

レバレージは高いほどリスクが伴うので、注意が必要になります。リスク面においても、マネックス証券では自動ロストカットが入ることになっているので、リスクを抑えることが可能です。

少額から取引可能

マネックス証券では、1,000通貨から取引することができます。少額スタートで取引開始できるため、FX取引が初めてな初心者には、リスクが少なくなり、気軽にはじめやい環境だいえます。

さらに、実際の取引と同じ環境でデモトレードも活用でき、少額トレードのデモ取引もできるため、初心者にとっては心強い環境が整っています。

マネックス証券の評判から判明した2つのデメリット

メリットがある一方でデメリットがあるもの。マネックス証券にも、主に2つのデメリットがあります。それぞれ詳しくみていきましょう。

通過ペア数が少ない

マネックス証券のデメリットとして、取り扱いしている通貨ペア数が少ないというデメリットがあります。取り扱い通過ペアが20種類以上であるFX会社が多いのに比べ、マネックス証券では16種類と少なめ。また、ドルストレートの通過ペアが3種類とかなり限られています。幅広くFX取引をしたいトレーダーには、物足りなさを感じされるラインナップとなっています。

オートレールの手数料がかかる

オートレールで注文する場合、10,000通貨未満は手数料がかかってしまうデメリットがあります。少額取引の場合、手数料がかかってしまうため、オートレールを活用する場合は、10,000通貨以上で活用するようにしましょう。

マネックス証券の評判や口コミは?

マネックス証券で取引を行なった経験のあるトレーダーたちは、情報量や取引コスト、取引ツールなどに対し、どのような評価を持っているのでしょうか。実際の口コミをご紹介いたします。

初心者の口コミ

・FXを初めてまだ8ヶ月ですが、サイトも見やすく、ストレスなく使っています。自分は、取引でのストレスの少なさはかなり重要だと思っているので、ツールに関してはかなり満足しています。少額からスタートもできますし、初心者にはおすすめです。(20代/男性)

・取引手数料もかからず、少額からスタートできるので「これからFXはじめたい!」という初心者にもおすすめです。信用取引条件もかなりいいので、安心して使えると思います。(30代/男性)

・とにかく使いやすい。はじめは、画面が見づらいと感じていましたが、サポートに問い合わせたら親切にわかりやすく教えてくれました。全機能を使いこなすまではいっていませんが、主要な機能だけでも不便なく使えています。(20代/男性)

取引コストに関する口コミ

・スプレッドは狭く設定されていて、変動幅自体も少なめなので安定して取引できています。取り扱いの通貨ペアは少なめですが、主要なペアは揃っているので、許容範囲内だと思っています。自分に合わせたスタイルで取引方法が選べる点が気に入っています。(30代/女性)

・スプレッドが開きすぎることがないので、安心して取引できています。ネット証券でも大手であるため信頼性も高いです。ブログなどの情報量も豊富なので、情報面でも不満なく使えています。(30代/男性)

取引ツールに関する口コミ

・株の値動きを見るために、FXも始めました。マネックス証券では、株式の口座と為替の口座の資金移動がスムーズに簡単にできてとても便利です。総合的に使いやすく、専門ツールを入らなくても充分便利に使えています。(40代/男性)

・スマホの取引アプリが使いやすいです。オシレータ&テクニカルチャートの機能が充実しており、チャート表などの同時表示と色分け操作もでき利便性が高いと思います。(30代/男性)

悪い口コミ

約定速度は悪くない印象を持ちます。信頼の高い会社であり、取引ツールも使いやすく、スプレッドも標準的で不満がありませんが、 FXプレミアムは取引の最低単位が10万通貨からなのが欠点。1,000通貨からできるスタンダート口座もありますが、ドル円以外のスプレッドが広く感じます。(40代/男性)

・全体的には見やすく使い勝手が良いのですが、トレンドラインを引いたり消したりなどの操作ができず、自分が思うように使えない点に少し不満が残りました。それ以外は、速度も安定していてストレスなく使えるので目立った問題ないです。(30代/男性)

マネックス証券の取引コストやスプレッドの評判・口コミは?

マネックス証券では、取引コストは比較的を低く抑えられる魅力があります。マネックス証券では、取引単価に応じたスプレッドが設定されており、1,000通貨以下の取引では、比較的スプレッドが低く設定されています。なかでも、ドル円、ユーロ円、豪ドル円の主要通貨ペアは、業界内でも最狭水準です。

また、これまでマネックス証券では10,000通貨未満の取引に手数料がかかっていましたが、2019年からこれが無料になりました。そのため、1,000通貨の少額取引でも手数料がかからないため、少額取引をしたいトレーダーや初心者でも取引がしやすくなっています。

マネックス証券のスワップポイントの評判・口コミは?

マネックス証券で設定されているスワップポイントは、他社に比べ比較的低めの設定になっています。ただし、マネックス証券では未決済のスワップポイントを使って再投資ができるため、スワップポイントを溜めた長期投資もしやすい環境が整っています。

また、取り扱い通貨ペア数が少ないものの、高金利が期待できる南アフリカランド円、トルコリラ円、メキシコペソ円は対応しているため、長期トレードのスワップポイントにも期待が持てます。

さらに、マネックス証券では「デイ・トレードタイプ」「スイング・タイプ」「スワップ・タイプ」の3つの取引スタイルに合わせた情報を提供。長期取引でスワップ狙いの「スワップ・タイプ」に合う情報が的確に入手できるため、初心者でもスワップ狙いの取引がはじめやすい特徴があります。

マネックス証券の取引ツールの評判・口コミは?

マネックス証券の提供する取引ツールは、「使いやすい」「利便性が高い」と口コミでも高い評価を得ています。1つの大きな特徴として、全てインストール不要で使用できる点があります。マネックス証券で提供している取引ツールについて、それぞれご紹介します。

MonexFX ブラウザツール

初めてでも操作しやすいよう、シンプルな操作が魅力の取引ツール。売買比率や人気ペアの情報などもここから入手可能で、テクニカル指標も20種類と豊富で分析もしやすく、やチャート表示も4画面可能です。

ブラウザツールには、トータルコントロール機能が搭載されており、目標損益額、目標撤退額が自分で設定できるので、チャンスを逃すことなく、リスク管理も行うことができるメリットがあります。また、仮想建玉による損益シミュレーションも合わせて使うことで、リスク管理をはじめ、自分の取引スタイルなどを確立しやすい機能も揃っています。

MonexFX SPEED

高機能で利便性を重視した取引ツール。FX取引に関わるチャート分析、新規注文や決済、トレードの振り返りまで、この取引ツール1つで完結することができます。チャート分析も、29種類のテクニカル指標、19種類の描画ツールを備え、比較チャートも実装されており、上級者でも満足できる機能が満載です。さらに、カスタマイズ性にも優れているため、利便性を追求したいトレーダーにもオススメの取引ツールです。

MonexFX SPEED Lite

MonexFX SPEEDをベースに、より直感的な操作を可能にするため、シンプルなデザイン設計に。より高い操作性を追求した取引ツールとなっています。チャートを見ながら操作できる構成になっているため、ワンクリックでスピード注文ができる仕様になっている点がポイント。タブレット端末でも快適に取引することができます。

MonexFX SPEED スマートフォン

Web版はインストールが不要でしたが、スマートフォン版ではアプリが必要です。スマートフォンの小さな画面であっても、使いやすい操作性を重視して設計されているので、レート表示は大きく、ワンタップですぐにチャート画面に切り替えることができます。チャートも横画面対応になっているので見やすい設計に。

アプリでありながら、8種類の足種別と12種類のテクニカル指標が搭載され、注文方法も9種類とPC並みに豊富な機能が揃っています。