今の日本は、2024年現在、ドル円も140円台の円安で、ウクライナとロシアの問題も含め先行き不透明な社会情勢となってきました。
そういった情勢の中で、来年から始まる新NISAの制度も注目をあつめ、若者を中心にネット証券に興味をもつ人が非常に増えてきました。このようなご時世で少しでも資金を確保したいという思いから、今ネット証券にチャレンジしてみようという人が急増しているのです。
そんな人たちのはじめの難関として、「ネット証券会社選び」があります。株に詳しくない初心者は、どの証券会社を選べばいいか検討がつかず、途方にくれてしまう人も少なくありません。証券会社はどのように選べば良いのでしょうか。
そこでこの記事では、そんな初心者のためにネット証券のおすすめ比較ランキングや会社の選び方などをEGPA編集部が徹底的に解説します。証券会社選びの参考にしてみてください。
目次
ネット証券の最新一覧表
手数料の安さ、ツールの利便性など様々な角度から証券会社を比較。各証券会社の特徴をつかんでいきましょう。
証券会社名 | 取引所 | 手数料 | 外国株 | NISA/ つみたてNISA | 投信本数 | IPO実績 | 単元未満株 |
楽天証券 | 東証/名証 | 1約定:1注文ごと55円~ 1日定額:100万円まで無料 | ◯ | ◯ | 2,670本 | 38社/2020年 | × |
DMM株 | 東証/名証 福証/札証 | 1約定:1注文ごと55円〜 | ◯ | 〇/NISAのみ | – | 6社/2020年 | × |
GMOクリック証券 | 東証 | 1約定:1注文ごと50円〜 1日定額:100万円まで無料 | – | 〇/NISAのみ | 128本 | – | × |
SBI証券 | 東証/名証 福証/札証 | 1約定:1注文ごと55円~ 1日定額:100万円まで無料 | ◯ | ◯ | 2,629本 | 85社/2020年 | ◯ |
LINE証券 | 東証 | 55円~1,070円 | – | – | 32本 | – | ◯ |
auカブコム証券 | 東証/名証 福証/札証 | 1約定:1注文ごとに99円~ | – | ◯ | 1,481本 | 19社/2020年 | ◯ |
松井証券 | 東証/名証 福証/札証 | 25歳以下は無料 1日定額:約定代金合計50万円まで0円 | – | ◯ | 1,567本 | 18社/2020年 | ◯ |
マネックス証券 | 東証 | 1約定:1注文ごと110円~ 1日定額:約定代金合計に対して550円~ | ◯ | ◯ | 10本 | 50社/2020年 | ◯ |
岡三オンライン証券 | 東証/名証 福証/札証 | 1約定:1注文ごと108円~ 1日定額:100万円まで無料 | – | ◯/NISAのみ | 552本 | 39社/2020年 | ◯ |
ライブスター証券 | 東証 | 1約定:1注文ごと50円~ 1日定額:100万円まで無料 | – | ◯ | 10本 | 7社/2020年 | – |
手数料の安い証券会社を探したいなら手数料の項目に注目、少額取引をしたいなら単元未満株の項目に注目することで自分にあう証券会社を探し出すことができます。さらに、証券会社の詳しい情報を知りたい場合には、ランキングで紹介している証券会社情報なども参考にしてみてください。
ネット証券のおすすめ人気ランキングを紹介
ネット証券のおすすめ人気ランキングを紹介してきます。このランキングでは主に比較表の項目を総合的にみて良い証券会社順にランク付をしました。各証券会社のおすすめポイントをまとめましたので証券会社選びの参考にしてみましょう。
ネット証券おすすめ 第1位 楽天証券
総合力の高さでいうと楽天証券がおすすめです。少額取引はできませんが、デイトレードや長期保有など、あらゆる投資スタイルに適応できる環境が整っています。
取引手数料 | <1注文制> ~5万円:55円 ~10万円:99円 ~20万円:115円 ~50万円:275円 ~100万円:535円 ~150万円:640円 ~3,000万円:1,013円 3,000万円~:1,070円 <1日定額制> ~100万円:0円 ~200万円:2,200円 ~300万円:3,300円 300万円~:以降100万円ごと1,100円 |
単元未満株 | – |
非課税制度 | NISA つみたてNISA ジュニアNISA iDeCo |
取引ツール | ・マーケットスピード ・楽天MT4 ・スマホアプリ「iSPEED 株取引」 |
IPO | 38社/2020年 |
夜間PTS | ○ |
外国株 | 米国、中国、ASEAN4カ国 |
独自サービス | ・楽天ポイントプログラム ・ロボアドバイザー「楽ラップ」 |
楽天ポイントが貯まる、使える
楽天グループが運営する楽天証券では、楽天ポイントを使って国内株式や投資信託を購入することができます。さらに、楽天カードで投資信託を行うことで、毎月の保有残高に応じ楽天ポイントが付与され、ポイントを貯めることもできます。日常から楽天サービスを利用している人はポイント制度が充実していることもあり、楽天証券を選ぶ人が多い傾向にあります。
デイトレードに最適な手数料
楽天証券の魅力は楽天ポイントだけではありません。楽天証券の手数料は業界でもトップレベルの安さを誇っており、デイトレードにも最適な環境です。楽天証券の手数料は、現物取引、信用取引ともに、1日定額コースであれば100万円まで手数料が無料となっています。さらに、楽天証券では取扱のある全ての投資信託も買付手数料が無料となっています。手数料が抑えて取引をしていけるため、取引回数の多くなるデイトレードにも最適な環境であるといえます。
また、楽天証券ではPTS取引も可能です。通常国内株式の取引は取引は昼間の時間帯でしか行うことができません。しかし、楽天証券は17:00〜23:59までの夜間取引が可能です。夜間取引も取引手数料は通常の国内株式取引と変わらないため、夜間でも安心して取引ができます。
長期的な分散投資がしやすい
楽天証券は、取扱金融商品や銘柄が幅広く揃っており、投資信託数が2000本以上、海外株式にも力を入れており米国と中国、ASEANを揃えています。さらに、海外ETFや金の積立をすることができ、長期的な分散投資ができる環境が整っています。
楽天証券ではデイトレードだけでなく、長期取引も快適にできる環境が整っている点からみても総合力の高さが伺えます。
カスタマイズ性に優れたツール
楽天証券のもう1つの魅力が取引ツールの使いやすさです。ツールの機能性を重視したい人にもおすすめできるのが楽天証券のアプリ「iSPEED 株取引」です。「MyPage機能」を活用すれば、アプリの表示内容を自分の好きな項目に変更でき、配置もカスタマイズすることができます。自分でみやすくカスタマイズできるため、不便なくアプリを使用していくことが可能です。
ネット証券おすすめ 第2位 DMM株
DMM株は初心者から上級者まであらゆるレベルの投資家に向いている証券会社で総合力も高いです。海外投資をしたい人、手数料を抑えたい人をはじめ、初心者にもおすすめ。
取引手数料 | <1約定制> ~5万円:55円 ~10万円:88円 ~20万円:106円 ~50万円:198円 ~100万円:374円 ~150万円:440円 ~300万円:660円 300万円~:880円 |
単元未満株 | – |
非課税制度 | NISA |
取引ツール | ・DMM株 STANDARD ・DMM株 PRO ・スマホアプリ「DMM株」 |
IPO | 6社/2020年 |
夜間PTS | – |
外国株 | 米国 |
独自サービス | ・DMM株ポイント(現金に交換可能) ・DMMFX 株券担保サービス |
25歳以下は現物取引手数料が無料
DMM株の最大の魅力は、手数料の安さです。手数料は1約定制のみになりますが、5万円までは55円と業界内でも安い水準です。それだけでなく、DMM株では25歳以下のユーザーであれば現物取引が無料となっています。取引手数料が非常にリーズナブルであるため、デイトレードもしやすい環境であると言えるでしょう。
高性能のツールはあらゆるレベルの投資家向き
DMM株のもう1つの魅力は、投資家レベルに合わせた高性能ツールが利用できる点。DMM株のアプリは初心者向きの「かんたんモード」で、初心者でもみやすいシンブルな画面表示にできるだけでなく、初心者にとって難解な専門用語がわかりやすい言葉で表示されるようになります。慣れてきたら多機能の「ノーマルモード」に切り替えることができるので、初心者から上級者に至るまで長く活用してくことができます。
海外株にも力を入れている
DMM株は米国株の取引もしやすい環境が整っているのが魅力でもあります。米国株の取扱は1,000銘柄ほどと特に多いわけではありませんが、注目したいのが手数料と取引ツールです。米国株の手数料がなんと無料。さらに、取引ツールは米国株に対応しています。DMM株のように米国株手数料が無料、ツールに対応している証券会社も少ないので、海外株に注目している投資家にとっては、非常に魅力的であるといえます。
ポイントが貯まる
DMM株では、国内株式と米国株式の取引手数料の1%がDMM株ポイントとして付与されるポイントプログラムサービスがあります。貯まったポイントは現金に換金できる点も非常に魅力的。貯まったポイントはアプリからでも簡単に確認することが可能です。
ネット証券おすすめ 第3位 GMOクリック証券
GMOクリック証券は、手数料の安さが魅力の証券会社で初心者から上級者にあった投資環境が整えられています。また、FXでも馴染みがあるように株以外の投資もGMOクリック証券1社で対応できるため、分散投資をしたい投資家にもおすすめ。
取引手数料 | <1約定制> ~5万円:50円 ~10万円:90円 ~20万円:100円 ~50万円:260円 ~100万円:460円 ~150万円:550円 ~3,000万円:880円 3,000万円~:930円 <1日定額制> ~100万円:0円 ~200万円:1,238円 ~300万円:1,691円 300万~:以降100万円ごと295円 |
単元未満株 | – |
非課税制度 | NISA |
取引ツール | ・スーパーはっちゅう君 ・はっちゅう君 ・スマホアプリ「iClick株」 ・スマホアプリ「株roid」 |
IPO | – |
夜間PTS | – |
外国株 | – |
独自サービス | – |
1約定制の手数料が脅威の50円〜
GMOクリック証券の魅力はなんといっても手数料の安さです。1日定額制では100万円までで手数料無料。また、1約定制では5万円までがなんと50円。これは業界でもかなり低コストとなっていますGMOクリック証券の手数料の安さはデイトレーダーにとって非常に魅力的ではないでしょうか。
株以外の投資も多彩
GMOクリック証券は株式以外にも先物・オプション、FX、CFDまで充実しています。GMO証券があれば、あらゆる投資に対応できるため分散投資をしていきたい投資家にとっては、かなり便利な環境であると言えるでしょう。
取引ツールが高機能
GMOクリック証券はツール開発に力を入れており、なかでも注文が強いトレーディングツールは、成行き注文・指値注文など投資スタイルに合わせた注文が可能になっています。さらに、スマホアプリ「iClick株」はPCと遜色ない使い勝手の良さで、注文だけでなく情報収集や資産管理までスマホ1つで完結できます。
株価指数バイナリーオプションのデモ取引が可能
通常、FXとは違い株式取引ではデモ口座がありません。もちろんGMOクリック証券も株式のデモ口座はありませんが、デモ取引をすることは可能です。登録不要で、リアル取引と同じ環境で取引を体験することができます。デモ取引ができる証券会社は少ないので、デモ取引で練習したい初心者は注目です。
ネット証券おすすめ 第4位 SBI証券
総合力の高さでいうとSBI証券も人気のある証券会社です。手数料の安いだけでなく、IPOの取扱数の多さなども魅力です。また少額取引も可能で、PTS取引も可能なため、さまざまな取引条件を網羅した証券会社であるといえます。
取引手数料 | <1約定制> ~5万円:55円 ~10万円:99円 ~20万円:115円 ~50万円:275円 ~100万円:535円 ~150万円:640円 ~3,000万円:1,013円 3,000万円~:1,070円 <1日定額制> ~100万円:0円 ~200万円:1,238円 ~300万円:1,691円 以降100万円ごと295円 |
単元未満株 | ○/SBIネオモバイル証券(S株) |
非課税制度 | NISA つみたてNISA ジュニアNISA iDeCo |
取引ツール | ・HYPER SBI ・SBI CFDトレーダー ・スマホアプリ「SBI証券 株アプリ」 ・スマホアプリ「SBI証券 米国株アプリ」 ・スマホアプリ「かんたん積立 アプリ」 |
IPO | 85社/2020年 |
夜間PTS | ◯ |
外国株 | 米国、中国、ロシア、韓国、ASEAN |
独自サービス | ・自動積立 ・ロボアドバイザー「WealthNavi」 ・Tポイント、pontaポイント投資 |
手数料が低コスト
SBI証券の取引手数料は、1約定制だと55円〜、1日定額制だと100万円までが無料となっており、非常に低コストで取引をしていくことができます。さらに、25歳以下のユーザーは現物取引のみ手数料が無料となっています。かなり低コストで取引ができるので、デイトレーダーにとっても投資がしやすい環境となっています。
単元未満株やPTS取引も可能でサービスが充実
SBI証券では、1株から取引できる単元未満株や、夜間の時間でも取引ができるPTS取引、海外株や非課税制度も充実しており、あらゆる投資サービスが充実しています。ここまで投資サービスが揃っている証券会社も珍しく、SBI証券の総合力を高めている要素でもあります。また、SBIの取引ツールは単元未満株にも対応しているため、資金が少ないトレーダーでも取引しやすい環境が整っているのも魅力。
IPO実績が業界トップ
SBI証券ではIPO取引をするのもおすすめです。そもそも、IPOとは、Initial Public Offeringの略語で「新規公開株、新規上場株式」という意味。SBI証券のIPO実績は、2020年のIPO実績は85銘柄と業界トップの銘柄数を誇っています。SBI証券のIPOは、NISA口座でも買い付け可能であるため、取引がしやすい点もおすすめポイントの1つ。
TポイントとPontaポイントで投資可能
SBI証券にはポイントサービスもあり、馴染みのあるTポイントやPontaポイントを使って投資をすることもできますし、国内株式や投信保有でポイントも付与されるため、貯めていくことも可能です。取引するだけでポイントが貯まっていくので、普段からポイントを活用しているユーザーにとっては非常に嬉しい特典となっています。
ネット証券おすすめ 第5位 LINE証券
LINE証券は、初心者や少額取引をしたい投資家にもおすすめの証券会社です。1株から株式取引ができる単元未満株に対応しており、信用取引をすることもできます。また、LINEサービスとの連携ができるのでLINEユーザーにも嬉しいサービスが満載です。普段LINEを活用している人、投資資金が少ない投資家にとって非常に良い条件が揃っています。
取引手数料 | <現物取引手数料> ~5万円:55円 ~10万円:99円 ~20万円:115円 ~50万円:275円 ~100万円:535円 ~150万円:640円 ~3,000万円:1,013円 3,000万円~:1,070円 <信用取引手数料> 無料 |
単元未満株 | ○ |
非課税制度 | iDeCo |
取引ツール | LINE |
IPO | – |
夜間PTS | – |
外国株 | – |
独自サービス | ・LINEポイント ・LINE Pay対応 |
取引ツールはLINEアプリ内に搭載
LINE証券の強みは、LINEとの連携ができるという点です。通常、株取引をしていくために専用ツールを新しくダウンロードしていく必要がありますが、LINEはその必要がありません。LINE内に取引ツールが搭載されているので、煩わしい作業を割愛して気軽に株取引をはじめることができます。普段使っているアプリであるため、戸惑うことなくはじめられるのもLINE株の取引ツールの特徴でもあります。
1株から取引可能
LINE証券は、少額取引をしてきたいユーザーにおすすめの証券会社でもあります。その理由は、1株から取引ができるミニ株(単元未満株)が対象となっているため。1株数百円から取引を開始できるので、株の練習をしたい初心者、リスクを抑えた取引をしたい投資家におすすめです。
信用取引も可能
LINE証券では、「現物取引」「いちかぶ」「信用取引」の3つの取引方法から投資をしていくことができます。100株単位から取引する「現物取引」、1株単位から取引できる「いちかぶ」、現金や株式を担保とし株を売り買いする「信用取引」も可能です。「いちかぶ」や「信用取引」のように少額取引がしやすい環境が整っているのもLINE証券の魅力の1つでもあります。
LINE PayやLINEポイントとも連携
LINE証券では、ツールだけでなくLINEサービスと連携してくことが可能です。LINEポイントを使って投資をすることができるため、現金で投資をはじめることに抵抗があるなら、練習としてLINEポイントを活用してみるのもおすすめ。
ネット証券おすすめ 第6位 auカブコム証券
KDDIと三菱UFJが運営するauカブコム証券は、その分析力と情報力の高さが魅力の証券会社です。情報の質が高いことのほかに、スマホアプリの利便性の高さ、少額取引ができる点から見ても総合力が高く、あらゆるトレーダーが使いやすい証券会社だと言えるでしょう。
取引手数料 | <1約定制> ~5万円:55円 ~10万円:99円 ~20万円:115円 ~50万円:275円 ~100万円:535円 100万円~:約定金額×0.099%+99円(上限:4,059円) <1日定額制> ~100万円:0円 ~200万円:2,200円 ~300万円:3,300円 ~400万円:4,400円 ~500万円:5,500円 500万円~:100万円毎に1,100円加算 |
単元未満株 | ○ |
非課税制度 | NISA つみたてNISA iDeCo |
取引ツール | ・kabuステーション ・カブナビ ・スマホアプリ「kabu.com」 |
IPO | 19社/2020年 |
夜間PTS | – |
外国株 | – |
独自サービス | 自動売買 ・ロボアドバイザー ・dポイント投資 |
手数料が無料
auカブコム証券の魅力は手数料の安さです。1日定額制では、100万円まで手数料が無料です。それだけでなく、25歳以下のユーザーは手数料が無料、デイトレードの信用手数料も無料となっています。あらゆる手数料が無料になっているため、デイトレードをしていきたい投資家には非常に取引がしやすい環境となっています。
利便性の高いアプリ
auカブコム証券のもう1つの魅力は、スマホアプリの「kabu.com」の利便性の高さです。通常、資金の入出金はブラウザを経由して手続きをしなければなりませんが、「kabu.com」はアプリ内で入出金に対応。ブラウザとも同期できますが、アプリ1つで全て完結することがきます。また、アプリ内の情報収集ツールに優れており、大手通信会社とメガバンクの分析力を生かした質の高い情報を得ることが可能です。
自動売買を利用できる
auカブコム証券は、多彩な発注方法ができる点も魅力。豊富な発注方法のなかでも注目なのが自動売買システムが利用できる点です。設定した条件に合わせて自動売買してくれるので忙しい人でもチャンスを逃すことなく取引ができます。自動売買システムを利用しても手数料は変わらず、プラス手数料もかかりません。
Pontaポイントが使える、貯まる
auカブコム証券では、Pontaポイントを使って投資信託を購入することができ、また投資信託を24,000円以上保有することでPontaポイントを貯めることができます。auユーザーだけでなく、Pontaポイントをよく活用しているユーザーにとっても注目したいサービスではないでしょうか。
ネット証券おすすめ 第7位 松井証券
松井証券は、初心者とデイトレーダーにぴったりの環境が整っている証券会社です。手数料は1日定額制のみですが、手数料が安いというメリットもあります。また初心者でも安心できるサポート体制が整っているのも他社にはない特徴です。
取引手数料 | <1日定額制> ~50万円:0円 ~100万円:1,100円 ~200万円:2,200円 ~1億円:100万円単位で1,100円加算 |
単元未満株 | ○ |
非課税制度 | NISA つみたてNISA ジュニアNISA iDeCo |
取引ツール | ・スマホアプリ「株touch」 ・スマホアプリ「松井証券 株アプリ」 |
IPO | 18社/2020年 |
夜間PTS | ○ |
外国株 | – |
独自サービス | ・ロボアドバイザー ・マネープランサポート ・ポイントプログラム |
1日の約定代金50万円以下は手数料無料
松井証券の手数料は、1日定額制のみ。しかし、現物取引・信用取引ともに1日の約定代金50万円以下は手数料無料となる点がメリットでもあります。さらに、25歳以下のユーザーであれば現物取引と信用取引の手数料が無料となっています。手数料が無料になるため、デイトレーダーは有利に取引を進められることができます。
信託報酬が現金で還元される
投資信託を利用する際、投資家は運用会社に対し「信託報酬」の支払いをしなくてはなりません。しかし、松井証券では信託報酬が0.3%を超える銘柄に限り、「信託報酬」一部還元するサービスを行っています。通常支払うべきものが返ってくるため、他社に比べ投資信託にかかるコストを抑えることができます。
ロボアドバイザーによる資産運用をサポート
松井証券はロボットアドバイザーがサポートしてくれるサービスがあります。「投信工房」「投信提案ロボ」「投信見直しロボ」がそれぞれ、投資家の不安を払拭し、提案やアドバイスを行ってくれます。資産運用などの知識がなくてもロボアドバイザーがサポートしてくれるため、初心者でも安心して投資をはじめられ、サービスを利用していくことができます。
ネット証券おすすめ 第8位 マネックス証券
マネックス証券と言ったら外国株というほど、外国株に特化した証券会社です。また、外国株に限らず取扱銘柄が豊富な点もマネックス証券の魅了でもあります。また、単元未満株も対応しているため、少額取引をしたい投資家にもおすすめ。
取引手数料 | <1約定制> ~10万円:110円 ~20万円:198円 ~30万円:275円 ~40万円:385円 ~50万円:495円 ~100万円:1,100円(成行注文)1,650円(指値注文) 100万円~: 約定金額の0.11%(成行注文) 約定金額の0.165%(指値注文) <1日定額制> ~100万円:550円 100万以降:300万円ごと2,750円 |
単元未満株 | ○ |
非課税制度 | NISA つみたてNISA ジュニアNISA iDeCo |
取引ツール | ・マネックストレーダー ・スマホアプリ「マネックストレーダー」 ・スマホアプリ 「トレードステーション米国株」 |
IPO | 50社/2020年 |
夜間PTS | – |
外国株 | 米国、中国 |
独自サービス | ・ロボアドバイザー「ON COMPASS」 ・SNS型投資アプリ「ferci」 |
海外株に特化
マネックス証券といえば、米国株と中国株の銘柄が豊富に扱っていることで知られています。米国株は4,000種類以上、中国株に至っては香港証券取引所で上場している株式はほとんど取扱があります。銘柄が豊富なだけでなく手数料も低コストで、条件によっては米国株では手数料無料で取引することも可能です。国内株だけでなく、外国株の投資も視野に入れている人は注目すべき証券会社です。
多彩な注文や銘柄分析に特化したツール
マネックス証券では多彩な注文方法が行えるトレーディングツール「マネックストレーダー株式」や、銘柄分析ツール「マネックス銘柄スカウター」など高機能のツールを活用することができます。「マネックストレーダー株式」は、短期取引、長期取引など投資スタイルに合わせたさまざまな注文に対応しています。「マネックス銘柄スカウター」では、企業情報から長期業績や配当利回りなどをグラフで詳細に分析してくれるため、将来有望な会社も探しやすいツールとなっています。これの高機能ツールを活用できるのもマネックスの魅力。
SNS型投資アプリ「ferci」が利用可能
マネックス証券では、SNS型投資アプリ「ferci(フェルシー)」も利用することができます。「ferci」は1株から投資できる投資機能と投資SNSが一緒になったスマホアプリです。少額取引を「ferci」でできるだけでなく、「ferci」を通じ他の投資家とコミュニケーションが取れるため、情報収集が行えたり、一緒に勉強したりできます。知識が少ない初心者でも「ferci」を利用すれば楽しく勉強しながら投資家としてレベルアップをしていけるでしょう。
ネット証券おすすめ 第9位 岡三オンライン証券
岡三オンライン証券は、長年運用実績を持つ証券会社で、IPOや投資信託に優れている特徴があります。また、岡三オンライン証券の取引ツールは高機能で独自性が高いことでも知られ、様々な分析ができる点、情報コンテンツが豊富である点から、情報力を重視したい人におすすめの証券会社であるといえます。
取引手数料 | <1約定制> ~10万円:108円 ~20万円:220円 ~50万円:385円 ~100万円:660円 ~150万円:1,100円 ~300万円:1,650円 以降100万円ごと330円 <1日定額制> ~100万円:0円 ~200万円:1,430円 以降100万円ごと550円 |
単元未満株 | ○ |
非課税制度 | NISA |
取引ツール | ・岡三ネットトレーダー ・スマホアプリ「岡三ネットトレーダー」 |
IPO | 39社/2020年 |
夜間PTS | – |
外国株 | – |
独自サービス | – |
約90種類のランキングを閲覧できる
岡三オンライン証券の特徴といえば、高機能の取引ツールが活用できること。投資に必要な情報が網羅されており、株価指数や株ランキングなど、約90種類にのぼる他社では見ることのできない様々なランキングを閲覧することが可能です。
また、岡三オンライン証券の提供するアプリは「端末をすばやく振るとマイリストを表示」など独自性の高い操作が特徴でもあります。事前に操作方法を確認しておかないと、使いこなすことが難しいので、操作方法は確認しておくようにしましょう。
取引金額が大きくなるほどお得
岡三オンライン証券は、1日定額制では100万円まで手数料が無料で、25歳以下のユーザーが現物取引が手数料無料となっています。ここで注目したいのが、取引金額が大きくなっていく手数料です。他社に比べ、取引金額が大きくなればなるほど手数料がお得になっていく特徴があります。つまり、岡三オンライン証券では、少額取引よりもある程度まとまった取引をしたほうが手数料コストを抑えることができるのです。
質の高い情報力
岡三オンライン証券では、「投資情報局」という情報コンテンツを閲覧でき、デイトレーダー向けの株式ランキングやアナリストによる銘柄レーティング情報など、ここでしか得ることのできない株式情報を見ることができます。そのほかにも、動画セミナーやマーケット動画なども参考にできるので、情報収集には困りません。
ネット証券おすすめ 第10位 SBIネオトレード証券
ライブスター証券は、2021年1月に「SBIネオトレード証券」に社名変更。これから新しいサービスのリリースが期待できる証券会社です。ライブスター証券のメリットは、なんと言っても手数料の安さと高機能の取引ツールを活用できる点。デイトレーダーや取引ツールを重視したい人におすすめです。
取引手数料 | <1約定制> ~5万円:50円 ~10万円:88円 ~20万円:100円 ~50万円:198円 ~100万円:374円 ~150万円:440円 ~300万円:660円 300万円~:880円 <1日定額制> ~100万円:0円 ~200万円:1,430円 以降100万円ごと550円 |
単元未満株 | – |
非課税制度 | NISA つみたてNISA ジュニアNISA |
取引ツール | ・NEOTRADE R ・スマホアプリ「NEOTRADE S」 |
IPO | 7社/2020年 |
夜間PTS | – |
外国株 | – |
独自サービス | – |
各種手数料が割安
ライブスター証券は、1約定制の手数料が50円〜と他社に比べ非常に割安となっています。1日定額制では100万円までが無料、さらに信用取引の売買手数料が完全無料であるため、他社に比べ手数料が割安になっています。手数料を少しでも抑えたいと考えるデイトレーダーにはライブスター証券の手数料は魅力ではないでしょうか。
取引ツールが高機能
ライブスター証券の取引ツール「NEOTRADE R」で取引を行っていきます。この「NEOTRADE R」は、株式取引では珍しいOCO注文やIFDO注文などの特殊注文に対応しており、投資スタイルに合わせた取引をしていくことができます。この特殊注文は、PCだけでなくスマホアプリでも利用できるので、外出中でも不便なくツールを活用できます。
NISA・つみたてNISAでおすすめのネット証券会社!
ネットやニュースでもよく目にするNISA(ニーサ)。将来に向け資産を増やす方法として注目されています。では、そもそもNISAとはなんでしょうか。ここでは、NISAとつみたてNISA、おすすめの証券会社について説明していきます。
そもそもNISA(ニーサ)とは何ですか?
NISAとは、「少額投資非課税制度」のことで投資にかかる税金の優遇制度のことを言います。そもそも投資とは、利益を見込み株式や投資信託を購入、それを長期保有することで配当金を得る、または売却し値上がりした分を利益として得て資産を増やしてきます。
実は、このとき税金がかかることをご存知でしょうか。投資で得た利益には通常20.315%の税金がかかります。しかし、NISAを利用することで投資で得た利益の一定額を定められた期間であれば非課税で受け取ることができます。
その他にもNISAには以下のような以下のような条件もあります。
- NISA口座は1人1口座のみ開設可能
- 投資額は年間120万円までと上限金額が定められている
- NISAは新規購入した金融商品のみ適応
投資枠が繰越できないなどの条件もあり、通常の投資とはルールが異なります。NISAを検討するなら定められたルールや条件もしっかり確認しておくようにしましょう。
そもそもつみたてNISA(ニーサ)とは何ですか?
NISAのなかには、「つみたてNISA」という種類があります。つみたてNISAとは、その名前の通り、積立や長期保有、分散投資に関する非課税制度のことを言います。つみたてNISAは、NISAとは条件が違い、1年間の非課税枠が40万円、適用期間が最長20年です。つみたてNISAは少額投資からはじめられるため、はじめやすさがありますが、つみたてNISA対象の投資信託の金融商品が限られている点に注意するようにしましょう。
NISA・つみたてNISAなら「楽天証券」がおすすめ
NISA・つみたてNISAで資産運用を行うなら「楽天証券」がおすすめです。楽天証券ならではのお得なサービスがあり、安心なサポート体制が整っているため、NISA初心者でもはじめやすいメリットがあります。楽天でNISAをはじめる魅力を4つご紹介します。
- NISA口座の様々な手数料が無料
- 豊富な取扱商品があり、全てNISAで取引が可能
- 楽天ポイントが貯まるポイントプログラムあり
- 初心者向けのセミナーやサポートが充実
楽天証券では、楽天ポイントを活用した独自のサービスが充実しているのが最大の魅力。お買い物などで貯めた楽天ポイントを使って投資信託、国内株式が購入でき、さらに、投資信託の積立の引落を楽天カード決済に設定しておくことで、楽天ポイントが100円につき1ポイント貯めていくことができます。楽天証券だからこそのお得なサービスがあるだけだけでなく、NISA口座の売買手数料、買付手数料、口座開設手数料が無料で利用できます。また、投資のコツや資金づくりのコツを紹介したコンテンツも充実。NISAを知らない初心者でもしっかり基礎知識をつけて、投資ができるようになります。
サービスの充実さ、サポート体制、手数料無料で利用できる楽天証券でNISAを初めてみましょう!
証券会社を選ぶ際のポイント
株取引をはじめるにあたり、重要なファーストステップが証券会社選びではないでしょうか。株取引を行う際には証券会社へ口座開設するのが必須。証券会社によって手数料や商品が大きく異なるため会社選びに迷う人も少なくありません。しかし、以下2つのポイントを重視して選択すれば、自分に合う証券会社を見つけることができます。
- 取扱金融商品で選ぶ
- 投資スタイルで選ぶ
自分が投資する金融商品を決め、それを基準に選ぶ方法があります。証券会社では主に国内株、外国株、先物、IPO(新規上場株)などの金融商品があります。国内株1つを見ても、東証、名証、札証、福証など取扱いのある取引所が異なります。また、IPO(新規上場株)も証券会社によって取扱実績も変わってきます。どの商品に投資したいにか明確に決めてから証券会社選びをすると良いでしょう。
また、投資スタイルも事前に決めることでより証券会社を選びやすくします。株投資での主な取引スタイルは、1日に何度も取引をして成果をあげていく「デイトレード」と長期保有して株価の上昇を狙う「長期保有投資」があります。デイトレードで取引していきたい人は、取引の回数が多くなるため1回の取引コストが抑えられる証券会社を選択するとコストを抑えて投資ができます。また、長期保有投資では慎重な企業分析が必要になるため、分析力の優れた機能、情報などを提供している証券会社を選択すると良いでしょう。
この2つのポイントを抑えるだけで、自分が選ぶべき証券会社はわかるようになります。
ネット証券と総合証券はどちらがおすすめ?
証券会社は大きく分けて「総合証券」と「ネット証券」の2つに分類されます。それぞれ特徴があり、サービス内容や手数料なども大きく異なります。これら2つの特徴をまとめました。
- 総合証券
対面型で担当者を介して取引を行うのが「総合証券」です。担当者と直接相談ができる点が総合証券の最大の魅力でもあります。ただし、担当者がついているため手数料や口座管理費などがネット証券に比べると割高となっています。
- ネット証券
ネットを通じて口座開設や取引などを行うのが「ネット証券」です。総合証券とは違い、担当者がつきませんので売買取引は自分自身で行います。またた、手数料や口座開設費用などが抑えることができ、担当者を介さないスピーディーな取引ができる点も魅力です。ネット証券でも電話やチャットなどのサポートが受けられる会社もあります。
ネット証券をおすすめします!
ネット証券と総合証券なら、「ネット証券」がおすすめです。
ネット証券は、総合証券と比べ担当者がつかないためサポートを受けることができないでデメリットはあるものの、手数料が安く、時間や場所を選ばずに取引できる点はネットならではの魅力です。スマホにツールをダウンロードすれば外出先でも取引ができますし、ネット取引であればスキマ時間でも取引していくことができるので、忙しい人も自分のペースで取引を進めることができます。
今のニーズにあっているのは「ネット証券」であり、手数料などのコストも抑えられるためおすすめです。
ネット証券比較とランキングの違い
証券会社を選択するときに、多くの人は比較サイトやランキングサイトを参考にするのではないでしょうか。しかし、なかには比較サイトやランキングを参考にしたのに証券会社選びが上手くいかないという人もいます。実は、比較サイトとランキングは目的によってどちらを参考にすれば良いかが変わってきます。比較サイトとランキングどちらを参考にすべきか、目的別にまとめました。
これから株式投資を始める初心者の方・ メイン口座を探したい方 → ランキングへ
これから株式投資を始める初心者の方やメイン口座を探したい方は、ランキングを参考にするようにしましょう。ランキングは、「総合力」の高いネット証券会社を順位付けして紹介しています。証券会社にもそれぞれ特徴があり、手数料の安さ、取扱銘柄の豊富さ、IPOが有利かどうか、ツールの機能性、NISAが対応しているかなどがあります。「総合力」はこれら項目を総合的に評価、最も「総合力」が高い証券会社を上位にあげています。
「総合力」が高いということは、さまざまな取引スタイルの投資が可能で、初心者から上級者まで使いやすい証券会社ということです。そのため、これから投資をはじめたいと思っている初心者投資家から、メイン口座を探している人はランキングを参考にすると、総合力が高く、万能な証券会社を見つけることができます。
証券会社の良いところを探して比べたい方 → 比較へ
証券会社の秀でた良いところを探して比べたい人は比較を参考にすると良いでしょう。ランキングで「総合力」で順位付けをしていることをお伝えしました。逆に、比較では手数料の安さ、取扱銘柄の豊富さ、IPOが有利かどうか、ツールの機能性などそれぞれの項目について比較しています。そのため、証券会社の特徴を掴むことができるのです。
証券会社の特徴を理解したら、次は自分に合う証券会社を探すだけです。例えば、デイトレードをしている投資家であれば、比較を参考にし、手数料が最も安い証券会社を選べば、コストを抑えた取引ができるようになります。このように自分の投資スタイルに合わせて証券会社を選べるので、取引環境を快適にしたい人は比較を参考にすると良いでしょう。
ネット証券で口座開設した際の大まかな流れ
ネット証券は、総合証券に比べ手軽に株売買ができるのが魅力でもあります。実際に口座を開設したあと、どのような流れで取引をしていくのでしょうか。ここでは、口座開設後から取引までの大まかな流れに関して説明していきます。
ログイン
まずは口座開設に伴って登録したIDとパスワードを入力し「ログイン」を行います。初回ログインでは、必要情報を入力し設定が必要な場合もあるので、口座開設をしたら早めにログインをしておくようにしましょう。
入金
取引を行うにあたり投資資金を入金する必要があります。入金方法は各証券会社によって取扱が異なりますが、ネットバンキングと銀行送金が主な入金方法となります。入金までの反映時間も証券会社によって異なるため、取引を開始したい日から逆算して入金をするようにしましょう。
商品を売買する
資金が入金できたら早速株式購入、売却をしていくことができます。
初心者は、「地元の会社」「応援したい会社」などの株式を購入して、株式投資の流れを勉強するのもおすすめです。この購入した株式を売却することで投資利益を得ていくことができます。ここでポイントなのが売却するタイミングです。購入前に「目標株価」を定め、その株価に達したら売却するなど、自分の取引スタイルにあう売却方法で、タイミングをはかりながら取引していくようにしましょう。
ネット証券に関するQ&A
ネット証券のおすすめランキングや比較表などを解説してきましたが、それ以外にもネット証券に関する疑問をお持ちの人もいるでしょう。ここでは、ネット証券に関する疑問をQ&Aしてまとめました。証券会社選びの参考にしてみてください。
株初心者が株式投資をする場合は何から始めたらいいですか?
株初心者が株式投資をする場合でも、実践からスタートしていかなければなりません。FXなどでは初心者がトライアルでFX取引ができるよう、「デモ口座」で実際の資金を使わずにFX取引のトレーニングができますが、株式口座にはデモ口座はありません。そのため、実践で経験を重ねていくのが近道となります。
初心者はまず、「好きな会社の株式」を購入するのがおすすめです。車が趣味ならトヨタや日産などの車メーカーの銘柄、洋服が好きならアパレルメーカーの銘柄を購入するようにします。興味がある会社のことなら、ある程度知識もあり、勉強していくにしてもやる気を失うこともありません。
また、地元企業の応援をかねて地元銘柄を購入するもの良いでしょう。地元ならではの詳しい情報が入れば、取引もスムーズに進めることができるでしょう。このように初心者は、実践を重ねて投資スキルを上げていくのがおすすめです。
まずは、口座を開設し銘柄を選んで購入していくことから初めていきましょう。
証券会社はどうやって選べばいいですか?
証券会社には、独自のサービスや特徴があり、全ての条件が良い条件の会社はありません。つまり、証券会社には手数料コストが安い証券会社、取扱銘柄が多い証券会社など独自性があるため、自分の投資スタイルに合わせ選んでいくのが良いのです。
自らの投資スタイルに合わせた証券会社を選ぶには、比較表を参考にすると良いでしょう。比較表では、各証券会社の特徴が一目でわかるようになっています。
株初心者で、まだ投資スタイルが確立できていないという人もいるでしょう。そんな人は、総合力の高い証券会社を選ぶのがおすすめです。総合力が高い証券会社は、どの投資スタイルでも対応できるスペックを持っています。そのため、これから投資スタイルを確立していく初心者は総合力で選ぶと良いでしょう。
総合力の高い証券会社はランキングを参考にするのがおすすめ。ランキングは手数料や取扱銘柄の種類、NISAの取扱、IPOの有利さなどの観点から総合的にみて良い証券会社をランキングの上位に選んでいます。総合力を見るならランキングを参考にしましょう。
ネット証券とは何ですか?ネット証券と総合証券の違いを知りたいです。
ネット証券は、実店舗を持たず口座開設から取引まで全てインターネット上で行う証券会社のことを言います。総合証券は、店舗を訪れ担当者と対面で取引を行っていきますが、ネット証券は店舗に訪れる必要がなく、また担当者を介しての手続きをしないため、時間や場所を選ばず、自分の判断で非常にスピーディに取引を行える点、手数料が安く抑えられる点が魅力です。ただし、総合証券のように担当者のサポートを受けることができない点はデメリットです。
ネット証券は総合証券に比べ、サポート力が劣るものの、機能性の高い取引ツールの提供があり、情報コンテンツも充実しているため、初心者でもサポートなしで安心して取引をしていくことができます。最近ではチャットや電話でのサポートも充実しているネット証券会社も増えてきていますので、不安な人はサポート体制も確認して、証券会社を選ぶと良いでしょう。
より深くネット証券の知識を得た上でネット証券を選びたいので、もっと違うサイトも参考にしたいという人には、一般社団法人日本ファイナンス協会のネット証券おすすめ比較ランキングで情報を得ることをおすすめします。EGPA編集部の評価も非常に高いネット証券の比較ページになります。
ネット証券で1番手数料が安い証券会社はどこですか?
そもそもネット証券には、2種類の手数料形態があります。1回の取引ごとに発生する「1約定制」と1日の取引の合計で発生する「1日定額制」です。どちらの手数料を安くするかで、選択する証券会社は変わってきます。
「1約定制」を重視するなら、「SBIネオトレード証券」がおすすめ。5万円までの取引にかかる手数料は50円、10万円なら88円と安値で取引できるため、コストを抑えながら取引ができます。
「1日定額制」なら「SBI証券」がおすすめです。1日100万円までの取引が手数料無料となっているので、100万円以下の取引をしていきたい投資家にはかなりお得な条件が揃っています。
また、独自の手数料サービスを提供している「SBIネオモバイル証券」もおすすめです。月額手数料で取引し放題のサービスを提供しており、条件によってはよりコストを抑えて取引をしていくことができます。
手数料の安い証券会社を選ぶときも、自分の投資スタイルや資金を見ながらより良い証券会社を選ぶようにしましょう。
投資信託の売買でおすすめの証券会社はありますか?
投資信託の売買なら、「SBI証券 」と「楽天証券」がおすすめ。この2社は毎月投資信託の取扱数を増やしており、投資信託に積極的な証券会社です。投資信託以外にも投信積立などの提供も促進しているため、投資家にとって良い条件の揃う2社となるでしょう。
株のスマホアプリでおすすめはありますか?
株のスマホアプリなら「LINE証券」と「楽天証券」がおすすめです。「LINE証券」はLINEのアプリ内に取引機能が搭載されているため、わざわざ新しくダウンロードする必要がなく、普段からLINEをよく使う人にとっては、非常に手軽に操作ができるアプリになっています。さらに、「LINE Pay」や「LINEポイント」と連携ができ、資産管理を行える点も魅力です。
「楽天証券」のアプリは、機能性を重視したい人におすすめです。アプリ内の表示機能を自由にカスタマイズできるため、自分のスタイルに合わせ見やすい表示に変えていくことができます。また、楽天証券の株アプリではETFの取扱があるもの魅力です。
米国株(アメリカ株)が購入できる証券会社はどこですか?
米国株を購入できる証券会社はズバリ「楽天証券」「DMM株」「SBI証券」「マネックス証券」 の4社です。なかでも「マネックス証券」は外国株に力を入れている証券会社です。米国株の取扱数は約4,400銘柄と業界トップレベル。また、米国株情報の発信も積極的であり、米国株の取引コストも安く抑えることができます。米国株をメインで取引したいなら「マネックス証券」がおすすめです。
少額投資向けのおすすめの方法はありますか?
少額投資向けのおすすめの方法を3つご紹介します。
- 安くていい株を購入する
- 1株単位で投資をする
- 積立投資をする
そもそも株式は、通常100株単位(単元株)で購入をしていきます。
そのため、株式は多額の資金を必要とするイメージがありますが、銘柄によっては10万円以下の単元株を買うことができます。もちろん少額でも、個別銘柄を単元株で保有すれば、株主優待を受けることもできます。
また、100株単位ではなく1株単位(ミニ株)で株式を購入する「株式ミニ投資」も少額投資向けの手法となります。1株単位ですから、500円のものや1万円のものなど、銘柄によっても金額は様々です。リスクを少なく抑えられるメリットもありますが、その分リターンも少ないので、リスクを抑えて株取引をしていきたい初心者などにおすすめの手法でもあります。
また、投資信託を毎月コツコツ購入する「積立投信」も少額取引の手法の1つ。長期運用が必要となり、中短期的にまとまったリターンを得ることができないので、貯金感覚で投資していくスタイルとなります。「資金が少ないけど、資産運用をしていきたい」人にはおすすめの手法です。
おすすめ証券会社比較ランキングを見ましたが、口座を決めれません。
証券会社の口座をなかなか決められない人も少なくありません。その多くは、「口座を開設したとたん知らない番号から営業電話がかかってくるのでは?」「実は手数料以外にもお金を払うことになるのでは?」と心配をしてしまい口座開設する勇気が出ないというケースです。
今回比較ランキングで紹介した証券会社は、運用実績もあり多くの投資家を抱える証券会社です。また、運用している会社が大手であったり、実績のある証券会社であるため、信頼性や安全性が高い証券会社であるといえます。不安な気持ちもあるかもしれませんが安心して口座開設をしていくようにしましょう。
初心者におすすめのネット証券はありますか?
初心者におすすめなのは、総合力の高い「楽天証券」です。「楽天グループ」が運用するネット証券会社で、楽天ポイントを使って投資ができ、さらには楽天ポイントも貯めることができます。また、手数料の安さ、独自機能を搭載した取引ツールも優秀さも魅力的。また国内株式の夜間取引ができる「PTS取引」にも対応しているため、忙しい人や夜間にしか時間の取れない人でも株式投資をスタートすることができます。
このような総合的にスペックが高い「楽天証券」が、これから株式投資をはじめる初心者におすすめです。
ネット証券のおすすめ比較ランキングまとめ
ネット証券のおすすめ比較ランキングについてご紹介しました。
証券会社には総合証券とネット証券があり、全てインターネットで完結できるネット証券の需要も高まっています。ネット証券でもチャットや電話でもサポートも受けられ、初心者向けのコンテンツを積極的に提供している証券会社もあります。手数料も安く抑えることができるため、投資家レベル問わず、ネット証券がおすすめです。
また、ネット証券会社を選ぶ際は、比較表やランキングを参考に、証券会社の特徴を見極めて口座開設をしていくようにしましょう。口座開設した後に、自分の欲しい銘柄がない、デイトレードをするには手数料が高いなどという事態に陥らないためにも、自分の投資スタイルや投資資金を踏まえ、証券会社を選ぶようにしてください。自分に合う証券会社を選ぶことで、良い株式投資デビューを果たすことができるでしょう。