お金借りるアプリ11選!スマホだけで即日融資可能な借入先をEPGAが徹底解説【2024年版】

お金借りるアプリ

キャッシング専用のスマホアプリであれば、金融機関の店頭窓口や無人契約機へ直接行かなくとも自宅でお金を簡単に借りられます。このように、お金を借りる際にアプリを使うと、誰にも見られることなくアプリ上で全部完結できるので非常に便利です。

スマホひとつで申し込みから借り入れまでスピーディーに完結できる上に即日融資も可能なため、今すぐお金をこっそり借りたい方にピッタリです。消費者金融や金融機関はもちろん、PayPayやFamiPayローンといった新しい業界もキャッシングアプリを用意しているので、あなたに最適なアプリがきっと見つかります。

この記事では、実際に様々なお金借りるアプリを利用したことがあるEGPA編集部が、お金借りるアプリを目的別で詳しく紹介します。

なお、お金借りるアプリを装って、利用者に違法な金利を要求する悪徳業者も数多く存在するので注意が必要です。皆さんがこういった詐欺に引っかからないよう、正規業者と悪徳業者を見分けるコツや注意点も紹介するので、ぜひ最後まで読み進め参考にしてください。

目次

お金借りるアプリ5選!急いでいる方&誰にもバレたくない方は即日融資可能な消費者金融がおすすめ!

銀行カードローンなどの金融機関は即日融資に対応していないため、アプリをインストールしてもお金を借りられるのは最短2〜10日後となってしまいます。

その点、消費者金融のスマホアプリは金融業界の中で融資速度が最も早く、最短60分以内で借入金を受けとることができます。その日のうちに借り入れできるだけでなく、担保・連帯保証人ナシでお金を借りられるため今すぐお金を借りたい方やスマホだけでこっそり借りたい方に最適です。

ここからは、そんなお金借りるアプリのおすすめを紹介します。

消費者金融アプリ即日融資融資スピードバレにくさ担・連保不要
アイフルAIアプリ
25分
アコムmy ac
30分
プロミスアプリローン
30分
レイクALSAe-アルサ
60分
SMBCモビット公式アプリ
30分
※例外あり

上記のように、いずれのアプリも即日融資が可能です。その上、お金借りるアプリを利用すると、在籍確認や郵便物を回避できます。ただし、申し込む際にこちらからその旨を、申請する必要があるので、誰にもバレたくないという方は必ずその旨をアプリ会社側に伝えましょう。

アイフルのAIアプリ

アイフル

アイフルのAIアプリは、周囲の人に借金バレをしたくない人におすすめのお金を借りるアプリです。オペレーターにその旨を伝えると、職場への電話連絡が回避できます。カードレスを選択すると自宅に郵送物が届かないので、家族バレのリスクが下がるでしょう。

ただし、返済が遅れた場合などはアイフルから職場や自宅に連絡が届きますから、気を付けてください。

アイフルのAIアプリの基本的なスペックは、以下の通りです。

融資スピード最短25分
金利(%)3.0~18.0
電話連絡の有無なし
郵便物の有無なし
振込融資の可否
カードレスの可否
生体認証サービスの有無あり

アコムの「my ac」

アコムの口コミ・評判

アコムの「my ac」は、急いでいる人におすすめのお金を借りるアプリです。スマートフォンで書類提出を完了できるので、審査にかかる時間を大幅に短縮できます。審査時間が短縮されれば、融資までの時間短縮にもつながるでしょう。

もう1点。アコムの審査通過率は約48%です。この審査通過率は、大手消費者金融の中では上位に位置します。つまり、アコムは他社に比べて若干ながらも審査が甘いので、ご自分の信用情報に不安がある人におすすめします。

アコムの「my ac」の基本的なスペックは、以下の通りです。

審査時間(最短)30分
金利(%)3.0~18.0
電話連絡の有無なし
郵便物の有無あり
振込融資の可否
カードレスの可否不可
生体認証サービスの有無あり

プロミスのアプリローン

プロミスの審査

プロミスのアプリローンは他社より0.2%金利が低いので、少しでも返済の負担を減らしたい人におすすめのお金借りるアプリです。

申し込みの際に在籍確認を控えてほしい旨を伝えると、希望を考慮してもらえます。返済を延滞しない限り、職場バレの可能性を下げられるのもメリットでしょう。

「おとくらぶ」という会員優待サービスがあるので、グルメやレジャーなどでお得なクーポンが利用できるのも、プロミスアプリローンを利用するメリットです。最大で80%オフになるクーポンもあります。

プロミスのアプリローンの基本的なスペックは、以下の通りです。

審査時間(最短)30分
金利(%)4.5~17.8
電話連絡の有無なし
郵便物の有無あり
振込融資の可否
カードレスの可否
生体認証サービスの有無あり

レイクALSAのe-アルサ

レイクALSA

レイクALSAの「e-アルサ」は、身近な人に借金バレしたくない人におすすめのお金を借りるアプリです。生体認証機能が充実しているため、画面を第三者に見られるリスクを大幅に下げられます。家族も含めて、借金バレのリスクを軽減できるでしょう。

在籍確認や郵便物も回避可能なので、返済の遅れがなければ借金バレのリスクを、さらに下げられるはずです。

1,000円単位の少額融資にも対応してくれるので、「ちょっとしたお金のピンチを乗り切りたい」「大きな金額を借りるのは不安だ」と考えている人にもおすすめします。

レイクALSAの「e-アルサ」の基本的なスペックは、以下の通りです。

審査時間(最短)60分
金利(%)4.5~18.0
電話連絡の有無なし
郵便物の有無なし
振込融資の可否
カードレスの可否
生体認証サービスの有無あり

SMBCモビットの公式スマホアプリ

SMBCモビット

SMBCモビットの公式スマホアプリは、スマートフォンですべてを管理したい人におすすめのお金借りるアプリです。「現在の利用状況」はもちろん、「借入可能額」「次回返済日」「返済額」などの項目がすべて、トップページ内で確認できます。

SMBCモビットの公式スマホアプリの基本的なスペックは、以下の通りです。

審査時間(最短)30分(※1)
金利(%)3.0~18.0
電話連絡の有無なし(※2)
郵便物の有無なし
振込融資の可否
カードレスの可否
生体認証サービスの有無あり

※1.申し込んだ時間帯や時期によっては、審査が翌日以降にずれ込む可能性あり

※2.Web完結の場合のみ

スマホアプリでお金を借りられる銀行カードローンはない!その他の方法6選

スマホアプリでお金を借りられる銀行カードローンはありません。ただし、スマートフォン内(もしくはWeb内)で手続きが完結するので、実質的にスマホアプリ(お金借りるアプリ)と、ほぼ同じ機能を持つローン商品はあります。

貸金業を展開しているのは、消費者金融や銀行だけではありません。様々な企業が貸金業界に参入しています。スマートフォン内で、すべての作業を完結できるサービスも多々あるので、それらの基本的なスペックを紹介した上でメリットを比較してみましょう。

楽天銀行スーパーローン

楽天銀行スーパーローン

楽天銀行スーパーローンはアプリ内でお金の借り入れができないので、厳密にはお金借りるアプリではありません。

ただし、Web内で申し込みを完結させることができます。Webで振込融資を依頼すると銀行口座に入金してくれるので、実質的にお金借りるアプリと近い機能を持っていると言えるかもしれません。

楽天銀行スーパーローンは一昔前まで、審査が甘い銀行カードローンの代表的な存在でした。しかし、銀行カードローンは年々、審査の厳格化が進んでいると言われます。この流れを受けて楽天銀行スーパーローンも、最近では審査が厳しくなりつつあるようです。

それでもなお、「楽天銀行スーパーローンは依然として、他の銀行カードローンよりも審査が甘い」という、インターネット上の口コミが散見されます。審査通過に不安がある人には、楽天銀行スーパーローンが有力な選択肢のひとつになるかもしれません。

楽天銀行スーパーローンの基本的なスペックは、以下の通りです。

審査時間(最短)翌日
利用限度額800万円
金利(%)1.9~14.5
Web完結の可否

PayPayアプリ

PayPayアプリ

日本を代表するキャッシュレス決済サービスであるPayPayアプリは、2020年5月から貸金事業をスタートさせました。

正確には、PayPayから直接お金を借りるのではなく、PayPayアプリを経由してPayPay銀行からお金を借りるシステムを導入しています。そのため、PayPay銀行と口座を連携させなければ利用できません。

つまり、「PayPayアプリ」を通じて、「PayPay銀行カードローン」が利用できるということです。PayPayアプリは少額融資に特化しているのが特徴で、新規契約時には30日の無利息期間が全員に付いてきます(※1)。

PayPayアプリの基本的なスペックは、以下の通りです。

審査時間(最短)翌日
利用限度額50万円
金利(%)1.59~18.0
Web完結の可否

FamiPayローン

FamiPayローン

ファミリーマートが展開するFamiPayローンは、純粋なお金借りるアプリです。申し込みから返済まで、スマホアプリ内で完結できます。厳密には、株式会社ファミマデジタルワンが貸金業者として、貸金業法に則ったサービスを提供しているのです。

1,000円単位での借り入れが可能なため、使い勝手が良いでしょう。FamiPay残高に直接チャージもできるので、FamiPayが使えるお店(主としてファミリーマートとその提携店舗)のお買い物で、特に利便性を発揮するはずです。

FamiPayローンの基本的なスペックは、以下の通りです。

審査時間(最短)当日
利用限度額300万円
金利(%)0.8~18.0
Web完結の可否

メルペイスマート払い

メルペイスマート払い

メルカリが提供するメルペイスマート払いは、これまで紹介したアプリとは少し毛並みが違う、異色の存在です。

1ヶ月にメルペイで利用した金額を、翌月まとめて支払いできます。メルペイの電子マネー残高が0円の状態でも、チャージなしで支払いができるシステムです。極端に言えば、手持ちのお金や口座の残高がゼロでも、コンビニやスーパーで買い物できます(※1)。

いわば、自分が払うお金を、前借りしている形になるでしょう。クレジットカードのショッピング機能に近いかもしれません。単にお金を前借りしているだけで、貸金業者からお金を借り入れるわけではないので、審査不要で利用できるのが大きな特徴です。

メルペイスマート払いとは別に、自分の手元に現金が必要な人には、「メルペイスマートマネー」も用意されています。こちらは純粋なローン商品なので審査がありますが、審査に際してメルカリでの利用実績が考慮される点が特徴的です。

メルペイスマート払いの基本的なスペックは、以下の通りです。

審査時間(最短)―(概念がサービスにあてはまりません)
利用限度額―(同上)
金利(%)―(同上)
Web完結の可否

※1.手元にお金がなくても利用自体は確かに可能ですが、決して推奨はされません。くれぐれも、計画的なご利用をおすすめします

LINE Pocket Money

LINE Pocket Money

LINE Pocket MoneyはLINEが提供する、申し込みから借り入れや返済までをスマートフォン内で完結できるお金借りるアプリです。2019年のサービス開始以来登録者数を増やし、貸金業界内でも台頭が著しいサービスとして知られます。

借り入れたお金は一旦、LINE Payにチャージされる仕組みになっていますから、スマホ決済を日常的に利用している人には便利なサービスでしょう。逆に、現金決済を習慣にしている人には、お金を借りるのに一手間余計にかかると言えるかもしれません。

審査にあたっては、「LINE Score」という独特なスコアリングシステムを採用しています。金融属性(年収や勤続年数など金融に関する個人情報)が高ければ高いほど高スコアになり、審査の合否や金利設定に影響を及ぼす、人工知能(AI)を活用した審査システムです。

LINEが提供するサービス(ブログやカーナビ・保険など)を利用していると、審査で若干優遇される傾向があります。LINE関連サービスを日頃から使う人には、メリットがあるお金借りるアプリかもしれません。

LINE Pocket Moneyの基本的なスペックは、以下の通りです。

審査時間(最短)翌日
利用限度額300万円
金利(%)3.0~18.0
Web完結の可否

au PAY スマートローン

au PAY スマートローン

au PAY スマートローンは、au IDを持っている人が利用できるお金借りるアプリです。1~50万円の少額融資に特化しており、ちょっとしたピンチをしのぐための手段としては有効かもしれません。

auユーザーに限らず、ドコモやソフトバンクといった他のキャリアのユーザーでも、au IDを作れば利用可能です。auユーザーでないことが、審査において不利に働くことはありません。つまり、非auユーザーでも審査から借り入れまで、特に問題は起きないでしょう。

しかし、ドコモやソフトバンクのユーザーなら、「わざわざau IDを作らなくても、自社サービスを利用してお金を借りられないのか」と、疑問に思うのではないでしょうか。

ドコモの場合、「dカード」にはキャッシング機能が付いていますが、カードが必要になるためスマートフォンだけでは利用できません。ソフトバンクの場合、「ソフトバンクカード」はプリペイド機能しか付いていませんので、そもそもお金が借りられないのです(※1)。

「純粋なお金借りるアプリ」としては、au PAYスマートローンの方が他のキャリアの類似サービスよりも、使い勝手が良いと言えるかもしれません。

au PAY スマートローンの基本的なスペックは、以下の通りです。

審査時間(最短)1週間
利用限度額50万円
金利(%)2.9~18.0
Web完結の可否

※1.ソフトバンクはみずほ銀行と共同で、「J.Score」というローンサービスを運営しています。生活習慣の改善が、人工知能(AI)によるスコアリングに反映される、ユニークな審査を導入している点が大きな特徴です

お金借りるアプリのメリット比較一覧(消費者金融以外)

これまで紹介してきた、消費者金融以外の会社が展開するお金借りるアプリのメリットを、一覧にして比較します。

名前メリット
楽天銀行スーパーローン審査が(若干)甘い
PayPayアプリ無利息期間がある
FamiPayローンスマホアプリ内で完結可能
メルペイスマート審査がない
LINE Pocket Moneyスマホアプリ内で完結可能
au PAY スマートローン使い過ぎる(借り過ぎる)リスクが低い

各社それぞれが独自のサービスを打ち出していますが、「審査がない」という点において、メルペイスマート払いの存在は目立ちます。くどいようですが、審査がないからといって無計画に利用するのはやめましょう。

「1ヶ月後の自分に前借りする」ことができるのは、「1ヶ月後に十分な収入が見込まれる場合のみ」です。メルペイスマート払いに限った話ではありませんが、それ以外の場合に利用しても、1ヶ月後に重い負担を背負い苦しむのが目に見えています。

誰もが知っているように、1ヶ月後は「すぐ先の未来」です。人それぞれ色々な事情はあるでしょうが、メルペイスマート払いの手軽さに気を大きくして濫用しないよう、くれぐれも気を付けてください。

サービスの連携や審査時の優遇に注目する

消費者金融以外の会社が展開するお金借りるアプリの場合、以下のように自社の関連サービスと貸金業務を連携させたり、審査において優遇されたりするケースがあります。

○FamiPayローンは、ファミリーマートで使いやすい

○LINE関連サービスの利用者なら、LINE Pocket Moneyの審査で優遇される

どのお金借りるアプリを利用するか検討する際、日頃利用しているサービスから逆算して選択するのも、ひとつの方法かもしれません。

お金借りるアプリにおける消費者金融とその他の業者の違い

消費者金融とその他の業者が提供するお金借りるアプリには、いくつかの違いがあります。

消費者金融のお金借りるアプリの場合、純粋にスマートフォンでお金を借りられるケースが多いようです。その他の業者の場合、途中にパソコンや電話など他の手段も挟みながら、「結果的にスマートフォンでお金を借りたに等しい」ケースが目立ちます。

審査についても違いがあります。つまり、審査に「甘い」「厳しい」があるということです。一般的には、消費者金融の方が銀行やその他の業者よりも、審査は甘い傾向にあります。ただしその分、消費者金融の方がその他の業者よりも、金利が高い傾向にあるのです。

  • 消費者金融:審査が甘い(借りやすい)けれども、返済時の負担が大きい
  • その他の貸金業者:審査が厳しい(借りにくい)けれども、返済時の負担が小さい

大まかではありますが、以上のように傾向をまとめることが可能でしょう。

消費者金融とその他の業者のお金借りるアプリの特性の比較

消費者金融とその他の貸金業者のお金借りるアプリの特性の違いを、一覧にして簡単にまとめると以下のようになります。

なお、以下の一覧では区別を明確にするため、「高い/低い」「甘い/厳しい」といったように、あえて対義語で表記しています。単に白黒をはっきりさせるための表現であり、現実にはそれほど極端な違いはありません。

 消費者金融その他の業者
アプリとしての利便性高い低い
金利高い低い
審査スピード速い遅い
審査難易度甘い厳しい

先ほども説明した通り、例えば審査を通過する自信がない人ならば、消費者金融のお金借りるアプリに申し込むとよいかもしれません。例えば、返済時の負担をできるだけ抑えたい人は、その他業者のお金借りるアプリに申し込むとよいでしょう。

「ご自分の状況」と、「それぞれの業者の違い」とを照らし合わせながら、どのアプリを利用してお金を借りると適切なのか(ご自分のニーズが満たされるのか)、検討してください。

お金借りるアプリを利用するなら消費者金融がおすすめ

率直に、消費者金融とその他の業者のお金を借りるアプリなら、どちらを利用すれば良いのか、疑問に思う人も多いでしょう。あえて、両者のいずれかを選ぶなら、消費者金融をおすすめします。

多くの人は、お金に困っているから、お金を借りるアプリの利用を検討するはずです。まずは、「審査に通ること」が何よりも勝る「最優先課題」でしょう。よって、審査が甘い消費者金融をおすすめします。

純粋な貸金業者として、消費者金融の方がノウハウの蓄積があるので、「審査スピードが速い」点も、おすすめする理由のひとつです。「お金を借りるためのアプリ」としての機能も、おおむね消費者金融の方が充実していることもポイントに挙げられます。

もう1点。消費者金融が展開するお金借りるアプリは、おおむね「借金バレ対策」に熱心な点も重要でしょう。お金を借りる際、「できれば借金の存在を周囲の人に知られたくない」と考えるのは、自然な感情のはずです。

消費者金融のお金借りるアプリなら、オペレーターにその旨を伝えれば、在籍確認や郵便物を回避できます。これは貸金業者からお金を借りようとしている人にとって、非常に大きな魅力ではないでしょうか。

スマホアプリで実際にお金を借りる流れ

スマホアプリで実際にお金を借りるまでの、一連の流れを紹介します。借金バレを避けたい人のために、どのタイミングで相手にその旨を伝えればよいのかも紹介しますので、あてはまる人はこの点にも注意しながら読み進めてください。

同時に、スマホアプリで申し込む際に起こりがちなミスも紹介します。ミスをすればするほど、審査時間は長引くでしょう。余計な手間を省くためにも、ぜひ参考にしてください。

アイフルのAIアプリの場合

それぞれのアプリで多少の違いはあるものの、基本的な流れはほとんど変わらないと言って差し支えありません。スマホアプリで実際にお金を借りる流れの例として、アイフルのAIアプリの場合を紹介します。

  1. アプリのインストール
    ご自分のスマートフォンに、アプリ(アイフルのAIアプリ)をインストールします。
  2. 申し込み
    アプリ内の申し込みフォームに、必要事項を入力します(※1)。
  3. 確認書類のアップロード
    本人確認書類などをスマートフォンで撮影しアップロードします。
  4. 審査
  5. 審査結果の通知
    メールか電話で審査結果を受け取ります。
  6. 契約手続き
    審査に通過した場合、本契約に移行します。この段階でカードレス(アイフルカードの有無)が選択できます(※2)。
  7. 借り入れ
    「提携ATM」や「銀行振込」による借り入れが可能です。

※参照元:アイフル公式サイト内「申込方法/スマホアプリからのお申込み」

※1.借金バレを防ぎたい人は、このタイミングで相手にその旨を伝えるのが一般的です

※2.借金バレを防ぎたい人は、カードの郵送を避けるためこのタイミングで「カードレス」を選択しましょう。カードが必要な場合は、「郵送」もしくは「来店受取」になります

画像をアップロードする時の注意点

アプリを利用すると、必要書類をスマートフォンからアップロードできるで、手軽で便利です。しかし、手軽さがかえって災いし、各種確認書類のアップロードミスが頻発しています。特によく起こるのが、以下のようなミスなので気を付けてください。

画像アップロード時の不備内容個別事例
必要な部分(名前や住所などの重要情報)が確認出来ない画像がぼやけている(ピントが合っていない) 照明の加減で画像(文字)が判別できない
書類が画像の中に収まっていない書類が画像からはみ出ている 1枚の書類を分割している
書類が相手側の指定に沿っていない本人確認書類として有効な書類ではない 収入証明書(確定申告書や給与明細書など)が「最新分」ではない

夜間に画像を撮影すると、どうしても照明の影響が出やすくなります。できれば、昼間に太陽光を利用して撮影した方が望ましいでしょう。給与明細書は申込日から起算して、「直近」の2ヶ月分が求められる点に注意してください(※1)。

画像のアップロードでミスをすると、画像を撮影し直して再提出しなければなりませんから、それだけ審査に余計な時間がかかります。同じ作業を何度もするのは、気分的にもよくありません。ハッキリ言ってしまえば、イライラするはずです。

急ぎでお金を借りる必要性がある場合、画像のアップロードミスはその後の生活に影響を及ぼすミスにもなりかねません。以上の点に注意しながら、一発でアップロードが受理され審査がスムーズに進むよう気を付けましょう。

※1.給与明細などの収入証明書は、一般的に50万円を超える貸し付けを申し込む際に必要とされます。つまり、希望金額が50万円を超えない場合、多くの会社では提出不要です。他社借入金額との合計が50万円を超える場合も、収入証明書の提出が必要になります。

お金借りるアプリにおける注意点

お金借りるアプリにおける注意点

お金借りるアプリは、最近になって貸金業者各社が力を入れ始めたサービスなので、社会的な認知度がまだ低いようです。認知度が低いため、お金借りるアプリに「よく似た」形式を取って利用者をだます、悪徳サービス(業者)が横行しています。

これらの悪徳サービスに引っ掛かると、非常に厄介です。それぞれについて手口や特徴などを詳しく紹介しますので、罠にはまらないよう気を付けてください。

携帯を担保に借りる方法は刑罰の対象となることも

「あなたの携帯を担保にしてお金を貸します」と堂々と謳う業者も存在しますが、絶対に引っかかってはいけません。犯罪に巻き込まれる可能性がありますし、そもそもこのような行為自体が犯罪と見なされる可能性もあるのです。

具体的には、「携帯電話不正利用防止法違反」に問われる可能性があります。総務省の公式ホームページ内にある関連部分の記述を、一部抜粋して紹介しましょう。

“以下の行為を行った場合には、本法に従い罰せられることがありますので、ご注意ください。

~(中略)~

○自己名義の携帯電話等(SIMカードも含む)を携帯電話事業者に無断で譲渡すること”

※引用元:総務省公式ホームページ内「携帯電話の犯罪利用の防止/関係資料」

要するに、「自己名義で契約した携帯やSIMカードを、勝手に売ったり担保にしてお金を借りたりすると、刑事罰の対象になりうる」ということです。この法律は携帯の無断譲渡が、オレオレ詐欺などの犯罪に悪用されるケースが多いためにできました。

「携帯電話不正利用防止法違反」には、50万円以下の罰金が科せられます。お金を借りるどころか、罰金を支払わなければなくなるのです。絶対にやめましょう。

同じ担保でも不動産や生命保険ならOK

携帯を担保にお金を借りてはいけませんが、不動産や生命保険なら担保にできます。自宅や所有する土地を担保に入れる不動産担保ローンは有名なので、きっと皆さんもご存知でしょう。

生命保険を担保にお金を借りる方法については、知らない人が多いかもしれません。お金を借りるアプリの話題からは少し離れますが、どのような制度なのか簡単に説明します。

「生命保険の契約者貸付」という制度があります。生命保険の解約返戻金(かいやくへんれいきん)を担保にして、お金を借りる制度です。

積立型の生命保険を一定期間以上にわたって支払い続けると、「解約返戻金」が発生します。解約返戻金とは、保険契約を解除した時に受け取れるお金を指し、積立金に対して70~90%程度のお金が戻って来るのが一般的でしょう(※1)。

このお金(解約返戻金)を担保にしてお金を借りる制度が、「生命保険の契約者貸付」です。多くの保険会社が、生命保険の契約者貸付を導入しています。もしもあなたが生命保険に加入しているのなら、お金を借りる手段として利用を検討してみてはいかがでしょうか。

※1.例えば「掛捨型」の生命保険のように、解約返戻金が存在しない保険もあります。掛捨型の生命保険の場合、そもそも解約返戻金がないので、契約者貸付も存在しません。

現金化アプリにも要注意

お金借りるアプリと似て非なる存在に、「現金化アプリ」が挙げられますが、現金化アプリも要注意です。現金化アプリとは、スマートフォンのキャリア決済を利用して、業者から指定された商品を購入し、それを買い取ってもらい現金化するアプリを指します。

スマートフォンを担保に入れてお金を借りる場合と違い、このような現金化は今のところ違法行為にはあたりません。しかし、各キャリアはこのような現金化を、規約で禁じています。

現金化による規約違反が発覚すると、ペナルティとして強制解約されるケースもあるようです。今さら言うまでもなく、私たち現代人にとってスマートフォンを強制解約されるデメリットは、あまりにも計り知れません。

つまり、「現金化アプリを利用してはいけない」ということです。

SNSでの貸し借りは危険

SNSでの貸し借りも危険です。特に、「個人間融資掲示板」を利用してお金を貸し借りするのは、やめましょう。個人間融資掲示板とは、「個人間でお金の貸し借りをする、インターネット上の掲示板」を指します。

個人間融資掲示板でお金の貸し借りをする流れは、以下の通りです。

  • 「お金を借りたい人」もしくは「お金を貸したい人」がその旨、掲示板に書き込む
  • 書き込みに対して応募する
  • メールや電話などを使って個人間で連絡を取り合う
  • お金の貸し借りをする

ご覧の通り、お金の貸し借りにあたって審査らしい審査がないので、とても手軽なのです。個人間融資掲示板は、「お金を借りたい人」と「お金を貸したい人」が「書き込みをする場所」なので、利用に際して手数料も取られません。

しかし、個人間融資でトラブルが発生しても、すべて自己責任で片づけられます。具体的には、以下のようなトラブルが多発しているようです。

トラブル事例内容
法外な利息を請求される年利計算で数百パーセントに達する異常な利息を請求される
お金をだまし取られる手数料を請求される 保証料を請求される 相手と連絡が取れなくなる
個人情報が漏れる氏名・住所・電話番号などが漏れる
犯罪に巻き込まれる(加担させられる)漏えいした情報が犯罪に使われる 返済の代わりに犯罪行為を強要される
わいせつ行為を強要されるわいせつ画像の撮影を強要される 撮影した画像をネタに脅迫される

いずれも、今後の人生に影響を及ぼしかねない、重大なトラブルではないでしょうか。返済の代わりに、「スマートフォンを売ってほしい」と持ちかけられるケースもあるようです。先ほども紹介した通り、これは犯罪行為として罰せられる可能性があります。

そして、何より重要な事実は、個人間融資で「お金を貸す」と書き込みをする人間の大多数は、個人を装った「悪徳業者」だという事でしょう。つまり、闇金業者なのです。闇金の危険性については非常に重要な問題なので、もう少し後に詳しく説明します。

いずれにせよ、個人間融資掲示板は無法地帯に近いので、利用してはいけません。

InstagramやFacebookでの貸し借りも危険

SNSでの貸し借りは、個人間融資掲示板だけではありません。InstagramやFacebookにも、お金の貸し借りに関する投稿はあふれています。

InstagramやFacebookの場合でも「お金を貸す」と投稿するのは、個人を装ってはいますが、実は闇金業者がほとんどなのです。個人間融資掲示板も含めて、「闇金はSNS上に、自分たちが儲けるためのチャンスを見付けようとしている」ということかもしれません。

仮に闇金ではなくとも、全く面識のない赤の他人とSNSを介してお金の貸し借りをするのは、あまりにもリスクが高過ぎます。見ず知らずの人間に、不用意に個人情報を伝えるべきではないことは、今さら言うまでもありません。現代社会の常識とも言えるでしょう。

SNSでお金の貸し借りをするのは、どんな手段を選択しても、あまりにも危険すぎるのです。絶対にやめましょう。

怪しい融資話のほとんどは闇金絡み

ここまでお金借りるアプリの注意点を、いくつか紹介してきました。しかし、これらの注意点は実際には、「お金借りるアプリに似た、お金を借りる方法の注意点」と言った方が正確かもしれません。そして、これらのお金を借りる方法にはひとつ、共通点があります。

こういった怪しい融資話のほぼすべてには、悪徳業者が絡んでいるということです。もう少し平たく言えば、怪しい融資話にはだいたい、闇金が絡んでいると言っても過言ではないでしょう。

つまり、これらはたいてい「詐欺」なのです。

闇金の代表例と手口や特徴

皆さんもご存知の通り、闇金は正規の貸金業者ではありません。違法業者です。関わるとロクなことがありませんから、絶対に接触しないでください。年々、闇金の手口は巧妙化しているので、個人間融資掲示板のように見分けが付きにくい事もあるでしょう。

闇金の代表例と、その手口や特徴をいくつか紹介しますので、参考にしてください。

闇金の例(通称)手口や特徴
090金融広告に携帯の番号しか掲載していない
都イチ金融登録番号が「都(1)」で始まる
車金融違法な金利で車を担保に取る
脱法質屋質屋のフリをして違法な金利を取る
押し貸し口座に無理矢理(勝手に)お金を振り込む
システム金融違法な金利で手形や小切手を要求する
紹介屋消費者金融を紹介した後に高額な紹介料(口利き料)を要求する(※1)
整理屋「債務の一本化のために必要」と法外な手数料を要求する(※2)
換金業者高額な手数料を差し引いた後に商品を現金化する(※3)

※1.信用情報に自信がない人に対して、指定の消費者金融に対して審査に通るよう口をきいてやるので、紹介料を振り込むよう持ちかけるのが常套手段です

※2.詐欺が目的なので、債務の一本化はしてくれません。そもそも、違法業者には債務を一本化できません

※3.先ほど紹介した「現金化アプリ」の多くは「換金業者」が運営しているか、何かしらの形で絡んでいるケースがほとんどです

闇金業者は非常に悪知恵が働くので、新しいアイディアを思いついては実行に移します。日々、巧妙化しているのです。上記以外にも、まだ知られていない手口はあるでしょう。少しでも「怪しいな」と思ったら、関わらない方が賢明です。

闇金を見抜くコツ

手口が巧妙化しているとは言え、闇金の目的はハッキリしています。「詐欺を成功させてお金をだまし取る」ことです。詐欺にはいくつかの共通パターンがあり、「見抜くコツ」が存在するので紹介します。

ズバリ、闇金は「無審査」をキャッチコピーとしながら、「違法金利」を要求するのが特徴です。この2点には、特に注意してください。

貸金業者が顧客にお金を貸す際は、必ず審査しなければならないことが、法律により義務付けられています。つまり、無審査でお金を貸す正規業者は、絶対に存在しません。このような業者は、闇金と考えても問題ありません。

本当は異常な金利なのに一見そうではないよう見せかけるため、少額融資を持ちかけるのも闇金の特徴です。例えば5万円を貸して、毎月1万円の利息を取るといった具合です。この場合、年利は200%を超えるので、明らかに違法な金利設定になります。闇金です。

他にも闇金には、以下のような特徴があります。

  • 「スピード審査」や「スピード融資」を「異常に」強調する(実際には審査していない)
  • 「無職でもお金を貸す」と宣伝する
  • いくら返済しても借金の元本が減らない、または、借金が増える
  • 契約書が存在しない(あっても法的に認められる形式になっていない)
  • 事務所が存在しない

以上のいずれか1点にでも該当すれば、闇金を疑った方がよいでしょう。くどいようですが、少しでも怪しい業者には関わらない方が賢明です。

ソフト闇金にも要注意

皆さんは闇金に対して、「返済の取り立て方が凶悪」というイメージをお持ちではないでしょうか。このイメージが正しいのは確かなのですが、ここ数年で新たな手法を用いる闇金も登場しているので、注意してください。

「ソフト闇金」と呼ばれる集団です。ソフト闇金は闇金と比べて、「取り立てがソフト(口調が穏やか)」な点が特徴的とされます。他の点は元祖闇金と、何ら変わりがありません。

従来のイメージと違うため、本当は闇金なのに闇金だとは気付かず、だまされるケースが急増しているようです。ソフト闇金は、借金の取り立て方以外は闇金と同じなので、先ほど紹介した「見抜くコツ」が使えます。

特に、「取り立て方は普通なのに、いくら返済しても借金がまったく減らない」ケースが多いようなので、このような場合はソフト闇金を疑ってください。もしも心当たりのある人がいたら、ひとりで悩まずプロに助けてもらいましょう。

闇金被害に遭ったら

もしも闇金被害に遭ってしまったら、すぐに専門家に相談してください。闇金は反社会的集団(暴力団)が運営母体になっているケースが多いので、わたしたち素人がひとりで相手にできる集団ではありません。

相談する際は最寄りの「警察」や、貸金業全般に関するトラブルを扱う「貸金業相談・紛争解決センター」をおすすめします。貸金業相談・紛争解決センターの情報は、以下の通りです(※1)。

  • ナビダイヤル:0570-051-051
    (受付時間:9:00~17:00 、土・日・祝休日・12/29~1/4を除く)
  • 直通番号:03-5739-3861

※参照元:日本貸金業協会「貸金業相談・紛争解決センター相談窓口のご案内」

お金借りるアプリ11選 本記事の参考文献

お金借りるアプリの記事記事制作にあたって、参考にした公的なウェブサイトを参考文献としていくつか紹介します。

  1. 金融庁 – お金を借りる方、借りている方へ(www.fsa.go.jp)
    • 金融トラブルや注意点に関する情報が掲載されています。特に多重債務や家計管理などに関するQ&Aがあり、金融商品やローンの仕組みについて詳しく学べます。
  2. 日本ファイナンス協会 – お金借りるアプリ(finance.or.jp)
    • 金融の専門的金融知識をもつ編集者が中心のお金に関する情報が掲載されています。アプリの比較数なども多く、金融アプリの情報が詳しく学べます。
  3. 政府広報オンライン – キャッシングやローン返済でお困りの方へwww.gov-online.go.jp
    • 債務整理に関する情報や多重債務の相談窓口が紹介されています。任意整理、特定調停、個人版民事再生、自己破産などの債務整理方法の解説があります。

これらのウェブサイトは、お金をアプリで借りる際の注意点や法的な側面、債務整理の方法などについての信頼できる情報を提供しています。借入に関する正確な情報を得るために、これらのリソースを活用することをお勧めします。

お金借りるアプリのまとめ

お金借りるアプリを利用すると、スマートフォンの中ですべての作業が完結できるので便利です。その手軽さから、利用者も急増しています。お金借りるアプリを上手に利用すると、借金バレしにくくなるのは大きなメリットでしょう。

消費者金融以外の業者も積極的に、お金借りるアプリを導入し始めています。しかし現段階では、消費者金融が提供するお金借りるアプリの方が、利便性も含めて性能の面で優れていると言えるかもしれません。

お金借りるアプリの社会的な認知度がまだ低いことを利用して、利用者からお金をだまし取ろうとする悪徳業者(闇金)が横行しています。絶対に引っかからないよう、くれぐれも気を付けてください。